永井産婦人科病院
【Q&A集】
赤ちゃんのQ&A@

【Q402】ビタミンKシロップは何のために飲むのですか?
【A402】ビタミンKは抗出血作用がある脂溶性ビタミンで、ビタミンKが欠乏すると出血しやすくなります。生まれて間もない赤ちゃんにビタミンKの欠乏があると、消化管出血による下血や吐血、歯肉出血、時には脳内出血を起こして重い後遺症を残したり死亡することがあります。(特発性乳児ビタミンK欠乏症)
当院では、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる時からお母さんにビタミンKの欠乏があるかどうかを調べ、出産直後の赤ちゃんにビタミンK欠乏症が起こらないように予防していますが、ビタミンKは胎盤を通りにくいため、生まれて間もない赤ちゃんはビタミンKが充分でないことがあります。
特発性乳児ビタミンK欠乏症は、数は少ないのですが、いつ、誰に起こるか予測がつきませんので、予防することが大切です。そこで神奈川県小児保健協会の乳児ビタミンK欠乏予防対策委員会や神奈川県産科婦人科医会では、生後1週までに1〜2回と、生後1か月健診頃に1回ビタミンKを予防的に飲ませることをすすめています。
当院では、原則として全ての赤ちゃんに、生後5日目と生後1か月健診の時にビタミンKのシロップを飲んで頂く方針をとっております。

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