永井産婦人科病院
【Q&A集】
産後のQ&A@

【Q308】出産後の避妊法について教えて下さい。
【A308】授乳中は、プロラクチンの分泌により排卵の抑制があり妊娠しにくい状態になりますが、確実ではありませんので、きちんと避妊して下さい。 基礎体温をつけながら、産後3か月位して子宮内避妊器具(IUD)を子宮内に挿入する方法があります。その後の排卵日周辺では、コンドームなどを併用すると良いでしょう。子宮内避妊器具をとれば再び妊娠できます。
授乳期の避妊薬(ピル)は、母乳中に避妊薬が分泌されますので避けるべきです。
もう子供を設ける計画が無く確実に近い避妊を希望するならば、不妊手術があります。女性側の卵管結紮術と男性側のパイプカットがあります。特に産後1〜2日に行う卵管結紮術は、子宮がまだ大きいお産直後に行う臍部からの手術で傷が目立たず、産後の入院期間中に済むため、特別な入院を要しません。卵管を締めるだけの手術ですから、ホルモンの変調などの後遺症もありません。
妊娠中から家族計画をたてておくことが大切です。避妊に失敗して人工妊娠中絶術という悲しい結果にならないことを望みます。

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