永井産婦人科病院
【Q&A集】
妊娠中のQ&A@

【Q108】妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)の治療について教えて下さい。
【A108】妊娠高血圧症候群の治療の基本は食事療法と安静です。塩分は1日7g以下におさえて、動物性脂肪の少ない低カロリーの食事にします。ただし、良質な蛋白質や植物性脂肪、ビタミン、ミネラルは充分とります。横になって休む安静時間を増やし、睡眠を充分にとることも大切です。自宅で安静が保てなかったり食事療法が難しい場合には、入院が必要となる場合があります。
また、妊娠高血圧症候群が改善しない場合には、入院して治療しなければなりません。安静療法、食事療法に加えて、降圧剤などの薬物療法が必要になることがあります。治療の効果が上がらないで妊娠を続けることが困難になる場合には、分娩を人工的に起こす分娩誘発になる場合があります。この場合は、帝王切開になることもあります。
妊娠高血圧症候群が重症になると、母児共に大変危険な状態になることがありますので、必ず医師の指導を守って治療に専念して下さい。


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