Q&A集/妊娠のQ&A/124
妊娠中のQ& A

【Q124】 B群溶連菌が腟内から検出されましたが、赤ちゃんには感染しませんか?
【A124】 B群溶連菌(GBS) は成人の腸管や腟内に常在菌として存在している菌で、成人では感染症の原因となる事はほとんどありません。でも、赤ちゃんはお産の時にお母さんの産道から感染する事があります。ひとたび感染すると重篤になりやすく、死亡率は50%以上とされ、後遺症を残す事も多く、赤ちゃんにとっては恐ろしい感染症です。
以前より当院では妊娠35週頃のお母さんを対象にB群溶連菌感染のスクリーニング検査をしていますが、その約17%のお母さんの腟内からB群溶連菌が見つかります。しかし、抗生剤を約1〜2週間前後服用してもらうとほとんどの方がB群溶連菌が腟内から見つからなくなります。以前よりこの検査を実施している当院では、赤ちゃんのB群溶連菌感染は発症していません。