お産された方へ/赤ちゃんについて



【赤ちゃんの健康管理】

生まれたばかりの赤ちゃんは、免疫力が弱いため感染症にかかり易いことがあります。健康な家族以外の方は近寄らないようにしましょう。お祝いのお客様はできるだけ隣の部屋までにし、風邪や病気の人はお断りする勇気を持ちましょう。

赤ちゃんのいる部屋でのタバコはやめましょう。

お母さんは毎日赤ちゃんの顔色・眼・皮膚・便・体温・体重・乳の飲み方などを良く観察しておき、異常を早く発見できるように努めてください。

便は、生後1〜2日間は暗緑黒色の胎便で、やがて黄色となります。母乳栄養児は泥状の軟便で1日に数回あり、時に緑色になることがあります。

生理的黄疸は、生後3週間以内に消えるのが普通です。

赤ちゃんの皮膚は、落屑といって一皮むけますが、生理的なものですから心配いりません。無理にむいたりしないでください。

機嫌の良い赤ちゃんは、生後1か月位の間は授乳以外の時はほとんど眠っているのが普通です。

体重は、生後2〜4日頃まで減少しますが(生理的体重減少)、6〜10日で生まれた時の体重にもどり、その後2〜3か月間は1日に30〜40gずつ増加します。生後約3〜4か月で出生時の2倍になります。

赤ちゃんの体温は、成人より少し高く不安定です。生後3〜4日の生理的体重減少の極期に一過性の発熱をみることがあります。これは飢餓熱といって水分の補給だけで解熱します。また部屋の温度が高くても発熱することがあります。何ら症状がなく機嫌も良ければ37.5度までは正常と考えてください。



【赤ちゃんの栄養】

最初の内は乳汁分泌も少量ですので赤ちゃんが泣いたら授乳するという頻回授乳を行います。やがて乳汁分泌も豊富となり赤ちゃんの哺乳量も充分になってくると、約3時間毎に赤ちゃんはお腹がすいて泣くようになります。さらに生後3〜4か月もすると赤ちゃんは夜に長く眠るようになってきて夜中の授乳回数も減ってきます。

赤ちゃんがお母さんのお乳を1回で飲み切れない時は残りは絞り出して乳房をからにします。

母乳には、免疫グロブリンという抗体が多く含まれており、赤ちゃんは感染症にかかりにくくなります。また消化吸収も良く、子宮復古促進やスキンシップの上からも有利です。赤ちゃんにとって母乳栄養に勝る栄養はありませんから、できるだけ母乳栄養にするよう努力しましょう。



【赤ちゃんの清潔】

沐浴は、できるだけ毎日入れてください。沐浴は身体を清潔にするだけでなく、皮膚を刺激して血液の循環を盛んにし、発育を増進する作用もあります。

衣服は毎日取り替え、また寝具も時々日光に干してきれいにしましょう。

一般的に臍帯は、生後2〜5日で脱落します。臍帯断端は赤ちゃんの“傷”ですので、充分消毒して、よく乾燥させてください。

取り扱う人の清潔にも気をつけてください。